日本人は引っ越しをした時、ちょっとしたものを持って、近所の人に挨拶に行きます。例えば、「引っ越しそば」といって、そばを配ったりします。それは「そばにまいりました。どうぞよろしく」という意味からです。
結婚·出産·入学·成人などのお祝いや、病気·火事などのお見舞いに、親しい人には品物やお金を贈ります。また、「お盆」の前と年末、いつもお世話になっている人に感謝の気持ちを込めて物を贈ります。
昔はうれしい時、悲しい時、よく集まって一緒に食事をしました。そうして、喜びを 分かち合い、悲しんでいる人を励ましたのです。食べ物を贈る習慣もここから生まれてきました。 今でも一緒に飲んだり食べたりすることを日本人はとても大切にします。サラリーマンは仕事が終わってから、会社の人と一緒によくお酒を飲みに行きます。また、政治やビジネスの世界でも、公式の会議をする前に、相手を食事に招待することがよくあります。食べたり飲んだりしながら生活や仕事の上での苦労を話し会うと、会議がやりやすくなるからです。
手紙も日本人の生活の中で大切な役割を果たしています。七月とお正月には特別用事がなくても、親しい人、お世話になった人に葉書を出します。七月は梅雨が明け、暑い夏に入る時なので、「大変暑いですが、お元気ですか」という葉書を出します。これを「暑中見舞い」といいます。また、お正月には、新しい年を祝う「年賀状」を出しま す。郵便局では、暑中見舞い·年賀状用の特別の葉書が売り出されます。
日本人はさまざまな共通点を通して、強い集団意識で結ばれています。例えば、同じ学校を出た、同じ地方で生まれた、同じ世代であるといったつながりです。そして、いろいろな機会に、一緒に食事をしたり、贈物や手紙のやりとりをして、人間関係の「和」を保っているのです。
译文
日本人在搬到新居之后,会拿点小礼物到左邻右舍问候寒喧。比如送一些乔麦面条,称之为“乔迁面”,意思是“来到诸位身边,请多关照。”
结婚、出生、入学、成人等庆贺以及生病、火灾等慰问时,也向亲朋好友赠送礼物或钱款。此外,在盂兰盆节之前和年终,怀着感谢的心情向平时给予自己帮助的人赠送礼 物。 自古以来,日本人在喜悦和悲伤时,常聚在一起吃饭,以此来分享喜悦或安慰悲伤的人。赠送食品的习惯也由此而生。
即便是现在,日本人也非常重视一起饮酒吃饭,工薪阶层常在下班之后和公司里的人一起去喝酒。即使在政界或商界,在举行正式会议之前,也常常请客吃饭。这是因为一边又吃又喝,一边聊聊生活及工作上的辛苦,这样会议也容易开了。书信在日本人的生活中 也起着很大的作用。在七月和新年,即使没有特别的事情,也向亲朋好友或过去给予自己照顾的人寄去明信片。七月出梅之后便进入了盛夏,所以寄去明信片问候一下,“时值盛夏,是否安好?”这称为“盛夏问候”,另外,在新年要寄祝贺新年的“贺年片”。在邮局出售用于盛夏问候及祝贺新年的特别明信片。
日本人通过各种共同点,以一种强烈的集体意识联系在一起。比如同窗、同乡、同龄人等等的联系。而且,利用各种机会一起聚餐,互赠礼物,互寄书信,以保持人际关系的“和谐”。
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