ジョーンズ氏:昨日の朝、、東京駅に行ったら、ピック利しましたよ、ラッシュアワーにぶつかって人の洪水でした。ところで、東京の人口はどのくらいになったんですか。
鈴木氏:東京都の23区ないですと800万人ですが、郊外を入れると、1,200間人くらいでしょう。ですから、日本の総人口の10分の一が、この東京に集まっているわけです。
ジョーンズ氏:東京以外で、人口の多い都市はどこですか。
鈴木氏:横浜、大阪,名古屋、京都、札幌、神戸など、100万人以上の都市が10市あります。
ジョーンズ氏:大都市に人口がかなり集中しているということでしょうか。
鈴木氏:そのとおりです。東京。大阪。名古屋を中心とした三大都市圏に、日本の総人口の40%が集中していると考えれば、かなりはっきりします。
ジョーンズ氏:そうとな者なんですね。ところで、明日の天気はどうでしょうね。明日は日光へ行くことになっているんです。 鈴木氏:はれると思いますよ。今は日光に行くには、一番よい時期ですよ。ジョーンズ夫人はきっとマン損されると思いますよ、日光の中禅寺湖や華厳の滝も、なかなかすばらしいので、ぜひ見逃さないでください。日本では同じ季節でも、本州の太平洋側と日本海側では相当気候が違うのはご存知でしたか。
ジョーンズ氏:どんなふうにですか。
鈴木氏:アジア大陸から湿った季節風が吹きつけるために、冬には日本海側には大量の雪が降ります。新潟県などの多雪地帯デアハ、トキニハ4,5m積もるところもあるんですよ。同じ時期に太平洋側は、乾燥した晴天が多いんです。東京のある関東平野は「空っ風」が吹くので有名です。
ジョーンズ氏:4,5mの積雪というと13-16フィートですか。これは驚いた。
鈴木氏:川端康成の小説「雪国」の冒頭に「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」という有名な一節があるんです。雪のない太平洋川から、トンネルを根桁とたん、一面に雪に覆われているというようすが、いかにもよく表現されています。
ジョーンズ氏:インドは冬に来て、ぜひその違いを体験したいですね。夏はどうなるんですか。
鈴木氏:季節風は太平洋川から吹きます。そのため全体的に高温で、湿気が多いのです。北海道を除く地域では、6月中旬から一ヶ月くらい梅雨が続きます。また、七月から十月にかけて台風シーズンになります。
ジョーンズ氏:台風による被害もあるんでしょう。
鈴木氏:ええ、台風が上陸したり日本に近づきますと風水害がよく起こります。しかし一方で、台風が推資源を豊かにしてくれます。また、雨が稲の生育に欠かせませんので、梅雨の季節に雨が充当に降ることは、農家にとって非常に大事なんです。
ジョーンズ氏:気候や風土は、そこに住んでいる人を変えるといいますが、にほんでもすでしょうね。
鈴木氏:おそらく、そうですね。日本でも、一般的に、冬の寒いところの出身者のほうか粘り強い人が多いといわれています。また、水のきれいなところには,美人が多いといわれています。
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