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小川のほとりで 小野十三郎(おのとおざぶろう)作 風はまだ寒い。 目に刺さりそうな潅木の小枝をはらってたわめると 先端まで びっしりと 爪状の黒い突起がついている。 ふくらみをおびた その一つ一つの小さな突起の内部には 爆薬がじゅうてんされている。 ぼくが見たものはなに? 春さきの風の中に芽吹く 木々の枝か 示明の空をあざやかに あみ目となって ひろがるもの。
小野十三郎(1902~ ),生于大阪。擅写风景诗而借景抒情。他的诗感情饱满,具有一种内在的力量。主要著作有「半開の窓口」、「異郷」、「風景詩抄」等。
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