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山の童話 秋谷 豊作 公園の草むらの遠いところに こっそりと咲いている 孤独な月見草を顫わすものは 遠くの山々からやって来る ゆうぐれどきの風の音だ
あちこちの林や草のかげから 子馬たちは さかんによびあい さかんにいななきあい 元気で今日も帰ってくる
ほのぼのと立ちこめた 牧場の夕闇のなかに 花粉の匂いが漂っているのは きっと 高原の方を走り回って きたからにちがいない
やがて高原に夜がきて 吊ランプのような月がのぼる頃 子馬たちは疲れてよく眠る 夢の中で 月見草がひとり揺れるだろう
秋谷丰(1922~ ),生于崎玉县。日本著名抒情诗人。是第二次世界大战以后日本抒情诗诗坛上的代表诗人之一。主要诗集有《周游的信件》《圣诞节前夜》《灯的远近》等。
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