人を優しくいたわりたいとき、どう言いますか?
基礎編 カラオケボックスで。
夫の同僚:すいません、ほんとに。 せっかくのお休みにおじゃまして。 アンナ:いえ、いいんです。今日はサラ、おばあちゃんとお出かけ ですからちょうどよかったです。 夫の同僚:おとといも小野さんに遅くまで付き合ってもらって…。 アンナ:いえいえ。 夫の同僚:今度はうまくいくと思ってたんです。新婚旅行はハワイかな、 なんて。 アンナ:そうだったんですか。 夫の同僚:だめなんです、ぼく。何回見合いしても、結局断られて…。 アンナ:そんな。気を落とさないでください。********** さ、歌ってください! 夫の同僚:はい!
重要表現 気を落とさないでください。**********
がっかりしている人を慰める表現です。「気を落とさないで」{「気を落とす」(がっかりする)の否定の形のテ形}+「ください」(相手に頼むときの表現)で、相手の気持ちをいたわります。 ポイント----目上の人や関係の遠い人などの体をいたわる表現を覚えましょう。
応用編 病院の受付で。
アンナ:先生! 茶道の先生:あら、アンナさん。どうしたの? アンナ:子どもがアレルギーで。 先生はどうなさったんですか? 茶道の先生:ええ、ちょっと血圧が高くてね。 フラフラするから…。 アンナ:そうですか。それは大変ですね。 茶道の先生:ほんと、年には勝てないわ。 受付:沢さーん。 茶道の先生:はーい。じゃ、お先に。 アンナ:お大事になさってください、先生。********** 茶道の先生:どうも。
重要表現:お大事になさってください。**********
目上の人や関係の遠い人が、体の調子が悪いときや病気をして良くなったばかりのときなどに、相手の体をいたわる表現です。 「お大事になさって」は、尊敬語の「お」+「大事にする」の敬語表現「大事になさる」のテ形で、相手に体を大切にしてほしいという気持ちを伝えます。
コラム
「夏至.冬至」
一年のうちで昼が最も長くて夜が最も短い日を、「夏至」と呼んでいます。年によって違いますが、たいてい6月21~23日の間の1日です。また、夜が最も長くて昼が最も短い日を「冬至」と呼んでいます。冬至はたいてい12月21~23日の間の1日です。 夏至と冬至の日には、それぞれ家庭でよく行うことがあります。夏至の日には、冬瓜の料理をたべます。冬瓜には、尿を出やすくし、体を冷やす効果があり、食べると体が軽くなり健康になると言われています。夏に向かう季節にぴったりの食べ物なのですね。 一方、「冬至にかぼちゃを食べ、ゆず湯(ゆずを入れたお風呂)に入ると風邪をひかない」と言われ、冬至の日には、かぼちゃの料理を食べ、ゆず湯に入ります。かぼちゃを食べる習慣は江戸時代から始まったと言われています。江戸時代は冬に野菜が少なかったため、保存ができてカロテンが多いかぼちゃを食べると、風邪をひきにくいことを経験から学んでいたようです。 また、ゆずには、血行をよく体を温める作用があります。冬至にゆず湯に入るようになったのは、「冬至(とうじ)」が、湯に入って病気を治す意味の「湯治(とうじ)」と同じ発音だったことと、「ゆず」に「融通(ゆうずう)が利く」(この場合は「生活に困らないこと」の意味)という願いが込められたからだと言われています。
感谢 tingjun 输入课文
注:此会话教程版权归 NHK 所有,和风转载只用于日语学习,不用作商业用途。
|